こだわり
しげたこども歯科の8つのこだわり
1.こわくない ~こわくない治療~
大人のかたでも「歯医者さんはこわい」と思っています。
その原因として子どもの頃の痛かった、怖かったむし歯治療が考えられます。
私たちは、歯医者さんに対するイメージを「怖い」から「また行きたくなる」「元気になれる」へ変えたいと思っています。
そのために、天井にテレビを用いた視聴覚鎮静法や行動変容法、笑気吸入鎮静法などを用い、恐怖心を取り除いてから歯科治療を行うようにしています。
2.痛くない ~痛くない治療~
歯科治療に際しての苦痛やストレスを最小限にとどめることは、子どもを診ていく上で最も重要であると私たちは考えております。
むし歯の治療を行う場合は治療中の痛みをなくすために、歯ぐきに麻酔をします。
その治療中の痛みをなくすための麻酔が痛いのはナンセンスだと考えています。
よって、歯科治療を行うときに生じる痛みをなくすためにまず、表面にクリーム状の表面麻酔を塗ります。
その後に、非常に細い針を取り付けた電動麻酔器などを使用して、麻酔時の痛みを和らげます。
3.しっかりと ~しっかりとした治療~
治療にはう蝕検知液を使用します。
う蝕検知液はむし歯菌に侵された歯だけを染めることができる薬です。
むし歯を取り損なってしまったり、むし歯でない部分を過剰に削ったりしないように毎回しっかり使っています。
4.安全 ~安全な治療(ラバーダム防湿法)~
当院では、歯科治療を行う時に、ラバーダム防湿法を行っています。
ラバーダムとは、手のひらサイズのハンカチ状の薄いゴム膜です。このゴム膜にあけた小さな穴から治療する歯の頭だけを出し、隔離してしまう方法をラバーダム防湿法といいます。
この方法を用いることで、治療する歯以外はゴム膜に覆われているため、舌・頬・歯ぐきなどを傷つける心配や小器具・薬品などを飲み込む心配はありません。
また、治療ごとに毎回替えますので、衛生的です。
5.安心 ~安心な治療(デジタルレントゲンシステム)~
歯科でのレントゲン撮影による放射線量は、もともと少ないと言われていますが、子どもに使用する際にはやはり気になるものです。
当院のデジタルレントゲンシステムは従来のレントゲンの放射線量の4分の1~10分の1と非常に少ないので、お子様にも安心して撮影していただけます。
また、ターゲットを絞ったCTも撮影できますので、通常のCT撮影と比較したら非常に少ない放射線量で撮影できます。
6.効率的 ~効率的な治療(ブロック治療)~
むし歯の治療で何回も通院しなければいけないのは、子どもにとってもご両親にとっても大変なことです。
私たちは原則として同じ歯を2回以上治療したり、同じ部位に2回以上麻酔をしなくてもいいように、また通院回数を少なくするためにお口の中を6ブロックに分け、同じ部位にあるむし歯を同時に治療いたします。そのため、通常の治療であれば4~5回ですべて終了いたします。
7.感染予防 ~感染予防対策について~
滅菌消毒はしっかり行っています。ゴム手袋、患者様用のコップ・エプロン等は、患者様ごとできる限り使い捨てのものを使用し、お口の中に入るすべての治療器具を患者様ごとに高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)を用いて滅菌しています。
また、歯の切削に使用する切削器具もDACユニバーサルを用い、清掃することが難しい器具内部のオイル・切削かす血液細胞・唾液などを高温で滅菌クリーニングをしています。
8.医療費 ~医療費について~
歯科治療についてはすべて健康保険を適用いたします。
ブロック治療では多くの歯の治療を行うため、1回あたりの治療費が高くなる場合がありますが、交通費など、治療費すべてを考えると経済的です。
予防処置や矯正治療などは現行制度では給付外となっていますので、所定の料金をいただきます。
その際は事前に充分な説明を行い、ご了解のうえで処置いたします。